掲載日 2025.10.14

Cさん 50代 視野障害
前職ではシフト制による勤務時間の不規則さから、体調管理が難しいと感じていて……朝早かったり、夜遅かったりで、なかなか体のリズムがとりにくかったんです。
そんな中、担当のキャリアアドバイザーさんから紹介されたのが大林組でした。実は以前コンクリートの製造会社で働いていたころ、大林組の名前を知って、「自分が知っている会社だ」という安心感があったのと、業務内容を見て「自分にもできることがあるかもしれない」と感じたことで、応募を決意しました。
入社前は正直、不安もありましたが、入社後のギャップは良い意味で大きかったと感じています。「理想的。こんな風に働けたらいいな、が叶った。」という感覚です。
視野障害があるため、働く環境については気になっていました。例えば、執務エリアの広さや、移動の際の導線が人や物でごちゃごちゃしていないかということや、規則なシフト制ではなく、体のリズムを取りやすいかということなどが特に気になっていたポイントですが、そういった懸念も払拭されるような職場環境でした。
執務室はごちゃごちゃしておらず、広いスペースで動きやすい環境が確保されています。導線がすっきりしているため、安心して移動できます。さらに、前職の不規則なシフト制とは異なり、勤務時間が固定化されたことで、安定したリズムで働けるようになりました。通勤ラッシュを避けるために時差出勤の希望も聞いていただき、安心して通勤できています。
現在担当している仕事は、主に「部署の会計処理(経理)」がメインです。具体的には、部署内で使用した経費の請求書を預かり、システム上で勘定を入れ、申請・承認の流れを作っていく業務です。その他にも、PCや携帯端末の発注業務なども担当しています。
部署は全体で50人ほど、年代も様々で、穏やかな雰囲気の方が多く、集中して仕事に取り組んでいる印象です。
現在担当している経理業務は、基本的に自分だけで完結しています。同じ部門には4名いますが、それぞれ別の仕事をしているという状況です。この環境が私には合っており、自分で仕事のスケジュールを組むことができるため、もし体調を崩して休むことになっても、業務のコントロールがしやすく、働きやすさを感じています。
入社後のフォロー体制は、つきっきりでのマンツーマン指導というよりも、前任者のデータやマニュアルを参照しながらOJTのような形で具体的に指示を受けられるスタイルでした。
また、入社後には会社の障害者枠で採用された方が集まるコミュニケーション研修があり、そこで会社の仲間の穏やかな雰囲気や、目標を設定して取り組む向上心のある姿勢に触れ、刺激を受けました。
会社は自己成長を奨励しており、面談でも「何か資格(スキルアップやキャリア形成)に向かって努力していきましょう」と言われています。私もこの機会に、何かしらの資格を取得して、自分の仕事に対する理解度を深めたいと思っています。資格取得に応じて、給与や仕事内容もステップアップするような制度があることも、大きなモチベーションになっています。
今の仕事に就いて、働いてみてはじめて「私はこういう仕事が好きだったんだな」という気づきがありました。そう感じられるような、自分に見合った仕事を任せていただけていて、更に、その成果を評価してもらえることが、大きなやりがいになっています。具体的な評価として、給与だけでなく、評価シートにコメントを残してくれるなど、努力を見てくれていることが感じられるので、モチベーションに繋がります。
私の転職成功の鍵は、やはり転職エージェント(キャリアアドバイザー)の存在でした。入社が決定するまで、面接対策に多くの時間をかけていただいたり、選考で終始自信がなかった私に、「Cさんなら大丈夫」と、何度も励ましの言葉をかけていただきました。そういった言葉が、自信がないときの心の支えになり、本当に感謝しています。
――Cさん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
大林組では、働きやすい環境に加えて自己成長の機会に恵まれた職場であることや、淡々と仕事をこなすだけでなく、自分で目標を設定して取り組んでいく向上心があれば、より活躍できる土壌があるということが、Cさんのお話から伝わってきました。応募を迷っている場合は、ディンプルへの転職サポート申し込みからでも、ぜひ検討してみてくださいね。