障がい者の転職・就職「履歴書」の書き方 | 障がい者向け求人ディンプルチャレンジ

障がい者の転職・就職「履歴書」の書き方

掲載日 2022.12.12

履歴書は、名前・学歴・職歴などの情報を記載した書類で、採用選考のために使われます。 障がい者の場合も、基本的な項目の書き方は健常者と同じです。 履歴書の書き方と、障がいや必要な配慮について書く場合のポイントを紹介します。

①基本情報

日付

面接の当日、郵送の場合は発送日の日付を記入します。
年号は、履歴書全体で統一されていれば和暦・西暦どちらでも構いません。

氏名

略字は使わず戸籍と同じ名前を記入し、名字と名前の間にはスペースを入れます。
ふりがな欄の表記が「ふりがな」の場合はひらがな、「フリガナ」の場合はカタカナで記入します。
押印が必要な場合は、シャチハタのような浸透印ではなく、朱肉をつけるタイプの印鑑を使います。

生年月日・年齢

提出日時点の満年齢を記入します。

住所

都道府県から書き始め、丁目・番地・号、建物名・部屋番号を省略せずに記入します。

電話番号・メールアドレス

連絡がとりやすいものを記入します。

写真

提出日から3ヶ月以内に撮影した写真を使います。

②学歴・職歴

中央に「学歴」と書き、次の行から書き始めます。
学歴は高校入学から始まり、大学は学部・専攻まで記載します。
入学・卒業の学校名が同じ場合も「同上」などで省略せずに正式名称を記載してください。

学歴のあとに1行空けて中央に「職歴」と書き、次の行から職歴を記載します。
退職理由は、自己都合の場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」と書きましょう。
最後の行の右端には「以上」と記入します。

学校名、企業名ともに略称ではなく正式名称を使用してください。

  • 例:
  • ×高校 ○高等学校
  • ×㈱ ○株式会社

③資格・免許

希望する業務への関連性が高いものから記入します。
未取得の資格でも、取得に向けて勉強中の場合はその旨を書きましょう。
略称ではなく正式名称を使用してください。

  • 例:×英検 ○実用英語技能検定

④志望動機

企業に自分をアピールするための重要な項目です。
具体的なエピソードをまじえてわかりやすく記載します。

  • 企業を志望する理由
  • 自分の経験・スキルをどのように活かしたいか
  • 入社後はどんな仕事をしたいか

⑤本人希望記入欄(障がいについて)

障がいについて基本的な情報を記載し、書ききれなければ別紙を作って添付します。

  • 障害者手帳の種類・等級
  • 診断名
  • 通院の状況(通院頻度など)
  • 現在の状況
  • 困難なこと、配慮を受けたいこと

最終チェックも忘れずに

  • 写真は指定のサイズになっていますか?
  • 空欄はありませんか?(書くことがない場合は「特になし」と記入)
  • 年号の表記は和暦・西暦いずれかに統一されていますか?
  • 学歴・職歴の後に「以上」と記入していますか?
  • 略称を使っていませんか?

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