障がい者の転職・就職「職務経歴書」の書き方 | 障がい者向け求人ディンプルチャレンジ

障がい者の転職・就職「職務経歴書」の書き方

掲載日 2022.12.14

履歴書とセットで求められる「職務経歴書」は、履歴書だけでは伝えきれない「経験・強み」をアピールする書類です。
障がい者の職務経歴書の書き方は健常者と変わりなく、特別な記載事項などはありません。採用担当者に興味を持ってもらえるように、ご自身の魅力をわかりやすく伝えましょう。

様式について

職務経歴書には決まった様式がありません。
自作しても構いませんし、最後に紹介するフォーマットの利用も便利です。
A4用紙2~3枚分を目安に、見出しや箇条書き、表などを使ってわかりやすいレイアウトで作成します。
文字は読みやすい大きさ(11〜12pt)で、明朝体の使用がおすすめです。

記載事項について

単に事実を並べるのではなく、応募する職種に合わせてアピールポイントを盛り込みましょう。

日付

提出の1週間前〜前日が目安です。

職務要約

  • どこで何をどのくらいの期間していたか
  • どのような成果を出したか
  • どのようにスキルを伸ばしてきたか

経歴を要約して3〜4行程度で記載します。
採用担当者が一番に見る部分なので、特にアピールしたいことを入れると効果的です。

職務経歴

「古い順(時系列順)」で記載するのが、最も一般的なパターンです。 ※履歴書の経歴欄と同じ順番になるため、確認しやすいのがポイントです。
キャリアチェンジした方など直近の職歴をアピールしたい場合は、「新しい順(逆時系列順)」で書く方がわかりやすい場合もあります。
ご自身の経歴に合わせて選びましょう。

在職期間・企業名

事業内容、資本金、従業員数など。

雇用形態

正社員、契約社員、派遣社員、業務委託、パート・アルバイトなど。

部署・肩書・担当業務

応募する職種と関連性の高い業務については、特に具体的に記載します。
例えば、事務職なら営業事務や経理事務などの詳細を書きます。

実績

具体的な数字で示せる業績・成果を記載します。
受賞歴は社内外での表彰経験を記載し、順位もわかれば書きましょう。

書き方のポイント

  • 同じ企業内での経歴は、所属部署や肩書ごとに区切ると見やすくなります。
  • 派遣社員の場合「企業名」は派遣元企業、「業務内容」は派遣先企業および配属先 です。
  • 退職や転職の理由を書く必要はありません。

経験・知識・技術、資格

「できること」「知識があること」について、応募する職種に関連性の高いものを記載します。

例:

  • リーダーの経験→マネジメントスキル
  • 事務職→Word、Excelスキル

※資格は略称を使わず正式名称で、取得年月日も記載します。

自己PR

  • 即戦力として貢献できる能力
  • 自己啓発など仕事に対する姿勢
  • 目指したい仕事
  • 業界への熱意

志望動機・志望理由を踏まえて、仕事への熱意や意欲をPRします。
経験年数が短い方や職務経歴として書く内容が少ない方にとっては最大のアピールポイントです。できるだけ長く詳しく記載しましょう。

最終チェックも忘れずに

  • 誤字・脱字、略称の使用はありませんか?
  • 勤務期間などに誤りや記載漏れはありませんか?
  • 履歴書など他の提出資料の内容と矛盾はありませんか?

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