更新日 2022.12.16
転職・就職活動には「自己分析」が欠かせません。
自己分析の方法と、障がい者が自己分析をするときのポイントも紹介します。
客観的な視点から自分自身の理解を深め、自分の言葉で説明できるようにすることです。
下記の内容を把握するようにしましょう。
転職・就職活動を始める前の準備としてしっかり自己分析を行うことで企業研究や自己PRの軸ができ、企業にあなたのことを深く理解してもらうことができます。
自分のことを客観的に把握するために、まずは「自分の棚卸し」から始めます。
これまでの経験を振り返って、子供の頃から現在に至るまでのできごとを時系列順に書き出します。
例:
自分の経験をリストアップしたら、当時自分がとった行動や考えたことなど、具体的なエピソードもなるべくたくさん書きます。
これまでにどんな場面で力を発揮してきたか、問題にはどのように対処してきたか、共通点を探していくと、自分の強みや価値観が見えてきます。
エピソードの掘り下げをもとに、自分の強みを「私の強みは○○です」と表現してみます。
その根拠も言語化すると、自分にはどんな仕事が向いているのか、仕事でどう活かせるかをイメージでき、書類選考や面接でも具体的に自分の強みを説明できます。
例:
障がい者の自己分析には、障がいや特性も大きく関わります。
これまでの経験の中で障がいや特性があることでつらく感じられたことも、見方次第で前向きに考えられることがあります。
ある場面では苦手だと感じられることも、別の場面では得意なこととして力を発揮できる場合があります。ポジティブにとらえ直してみましょう。
例:
過去にトラブルや失敗があった場合はそれを乗り越えた方法や、普段の生活で気を付けていること・工夫はありますか?
自分自身の障がいや特性を把握して向き合っているということは、大きな強みです。
自己分析をすることで転職・就職活動にさまざまなメリットがあります。
自己分析の結果を活かして、あなたの強みを企業に伝えましょう。